長寿への道 カルシウムの必要性

2021年01月28日ブログ

‏正月を迎えたと思ってたら、もうすぐ1月も終わり。毎日が早すぎる。歳ばっかりが無駄に増えていく、ああっ~~長生きしたい~~

そんな時、ふと神戸大学名誉教授 藤田拓男氏の文章を読んで、カルシウムの重要性を痛感。

ウチダ和漢薬のイオン化カルシウムの在庫が沢山あるので先日より、せっせと摂取、あきっぽい私がいつまでつつけることができることやら。

カルシウムの必要性

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カルシウム その基礎・臨床・栄養』西沢良記他編  神戸大学名誉教授 藤田拓男氏記述部分より要約

人の体というのは良くできたもので、たとえカルシウム不足があろうとも、血清カルシウムを維持するために、副甲状腺ホルモンが分泌されて、骨からカルシウムを取りだすようにできている。即ち、軟部組織や細胞内という本来カルシウムの少ない所でカルシウム濃度を増加させてしまうのである。
そこで出てくる問題が、年を取るに連れてこの上記の傾向が強くなって、老化による続発性副甲状腺機能亢進症を起こすことである。更には、骨のカルシウムが減少する骨粗鬆症の他に、高血圧、動脈硬化、老人性痴呆、糖尿病、免疫異常、悪性腫瘍等、加齢に伴って増加する多くの疾患の背景となっている。
この為中年期以降は、厚生労働省の掲げる600mgより高い目標量を想定した方が良いといえる。加齢に伴う続発性副甲状腺機能亢進症を主としたカルシウム代謝の異常を改善することは、これら多くの成人病、生活習慣病の予防と治療につながるわけである。

加えて、上記の病気を含め人の病気は細胞の病気であり、すべての細胞の病気は細胞内カルシウムの増加を最終共通経路としていることがわかっている。

結論:生活習慣病はカルシウム欠乏症であり、必要充分なカルシウムの摂取は健康と長寿への道である。